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そらのレコード(CDブック)/コズモクダカ

 

 

 


内容紹介


人生には出会いがあれば、必ず別れがある。
出会いは毎日の生活に彩りを与えるが、生きることの尊さは別れにこそ現れる。
たくさんの別れを繰り返し、そのたびにたくさんの涙を流してきた。
でも、その涙が多ければ多いほど、素敵な人生って言えるんだよね。
大切な人たちの思い出の数々、そのすべてはあの空に広がっている。
それが、そらのレコード。(本文より)


『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』などで知られる
ベストセラー作家「石田久二」による心温まるシンクロニシティストーリー。

数奇な糸で結ばれた3人の登場人物が行き着く先は「神の島」だった。

『いつも誰かが自分のことを祈ってるって、意識したことありますか?』

「神の島」は祈りに包まれている。誰かが祈ってくれているから、わたしたちがいる。

誰にだって儚く切ない悲しみ・葛藤・別れ・もう戻らない大切な何か、
そんな孤独を乗り越えてきた経験がある。
でも乗り越えてきたからこそ今、こうやって私たちは生きている。

つらいとき、迷ったとき、前を向いて一歩を踏み出すために あなたへ勇気を与える一冊。

出版社からのコメント
登場人物の人生がそれぞれに重なり合うシンクロニシティストーリー。
沖縄県の久高島で結成されたバンド「コズモクダカ」のCDブック。

著者について


石田 久二(いしだ・ひさつぐ)

メンタルコーチ、講師、旅人。株式会社アンサー代表取締役。
大学卒業後、世界を放浪。帰国後、大学院、ニート、契約社員を経て
2005年に独立。2004年から始めたブログは現在に至るまで毎日更新
し、月間30 万PV を集める。ライフワークの滝行も1,200回以上に及ぶ。
「宇宙の法則」の実践により、収入、時間、家族、仲間、健康の
すべてを満たしたライフスタイルを実現。講演活動とともに、
訪問歴40 か国以上の現役の旅人でもある。
また近年は国内外問わず自転車の旅に力を入れており、
福岡から札幌まで自転車での講演ツアーを達成。

1973年大阪府生まれ。福岡県在住。趣味は旅、ジャズ、自転車、
ボクシング、キン肉マンなど。

著書に、『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』、
『運がいいとき、「なに」が起こっているのか?』
『インドへの旅が教えてくれた「ほんとうの自分」の見つけ方』(以上、サンマーク出版)など、
監訳に『人生がうまくいく人の断る力』(アチーブメント出版)がある。

・コズモクダカについて

2016年1月、ボーカルの了戒翔太がフェイスブックで「バンドやりて~」とつぶやいたのがきっかけかもしれない。
そこに、ドラムスの島崎晶子と、ギターの冨樫功が加わり、最終的に3月、「久高島」でベースの青木理恵と、
キーボードのかげした真由子の合計5名が揃い踏みし、結成された。

いずれのメンバーも、かつては精力的に活動していた時期こそあれ、
ここ数年、それぞれの事情で音楽は封印してきたそうだ。いわば、コズモクダカの結成は、
メンバーにとって音楽活動との再会であると言える。

3月に久高島で結成されて以来、5月から月に一回の練習を重ねるわけだが、
当初は単なる趣味のコピーバンドの趣旨であった。
それが、ひょんなことから2曲のオリジナル曲が生まれ、
いつの間にかサポートメンバーを加えてレコーディングの運びとなった。
実に初音合わせから、3か月の高速レコーディングとなったわけだ。

ボーカル・作曲の了戒翔太は、その昔、本気で歌手を目指していたこともあるそうだ。
高校卒業後、アパレル会社から大手自動車メーカーに転職。優秀な営業成績を維持するも、
札幌のコンサルタント会社にヘッドハンティングされる。
そこで出版事業を手掛けたことをきっかけに今の世界に入る。
クローバー出版代表を経て、現在はエバーグリーン・パブリッシング株式会社の代表に就任。
尾崎豊の大ファンであり、バラードを得意とする。

ギターの冨樫功もまた、プロ志向で演奏活動に従事していたことがある。
ギターとボーカルを担当し、時には作詞作曲もこなす。
生活苦からアルバイトをしているとき、そこで出会った仲間から中国行を勧められる。

そして現地で食べた「肉まん」に感動し、紆余曲折あって現在は
大阪の「キララ九条商店街」で「肉まんアトム」を経営している。
2003年から始めたブログ『水ブロ』は引き寄せランキング1位に輝いた。

ベースの青木理恵もかつては、いくつかのバンドを掛け持ちしながら、
精力的に演奏活動を展開していた。現在はリゾート系の仕事に従事しているが、
コズモクダカの結成によりベースを手にしたのは10年ぶりとなる。
抜群の音感とリズム感を誇るがベースはタブ譜しか読めない。韓国マニア。

ドラムスの島崎晶子は中学でドラムを始め、高校時代にはバンドコンテストで
1位になるほど腕を磨き、音楽に没入していた。
しかし活動上の挫折体験により一切の演奏活動をストップし、
かねてから興味のあった美容の仕事に就き、
今ではトップクラスの営業成績を誇る。
コズモクダカの結成により封印していたドラムを再開。
バンド最年少であるが、実質的なリーダーの存在感を持つ。通称は「たまご」。

最後にキーボード、作・編曲のかげした真由子であるが、20代はゲーム制作会社、
ベンチャー企業にて作曲・編曲の仕事を数多くこなしていた。結婚、子育てを経て、
しばらく本格的な音楽活動からは距離を取っていたが、
コズモクダカの結成により培ってきた音楽的リソースが遺憾なく発揮される。

現在はタロットリーダー、セラピスト協会の理事として活動する傍ら、
いくつかの音楽ユニットにも参加。かげしたの存在なくして、コズモクダカの活動は成り立たない、
とメンバーから絶大なる信頼を得ている。