薬も飲み過ぎると毒になる。それは占いも同じだ。本書はその当たり前のことを思い出されてくれる。だから、「占い好き」の人には、「占い」との適切な付き合い方の処方箋として、一読しておくことをお勧めしたい。
また、現役の占い師の方々にも、ぜひ心して読んでみてほしい。ときとして著者は「占い」の否定的な面にも臆することなく言及している。なぜなら、それをしっかりと認識していなければ、せっかくの占いの助言も、ときとして有害なものとなりえるからだ。
本書を読む人は誰もが、著者の平易な語り口に引き込まれながら、いつしか「占い」の本質的な部分を改めて見つめ直すよう誘われていくだろう。そして、そこからさらに進んだ先にこそ、今よりももっとポジティヴな「占い」の可能性が見えてくるのではないか。わたし自身は、強くそう感じている。

占い総合サイト『運命の世界』
西洋占星術専門サイト『西洋占星術の世界』

占い好きの方々には、ドキっ！とするタイトルですよね。
それ以上に、占い師にとって、ドキっ！！！とするフレーズではないでしょうか？

初稿を読ませて頂くと、「そうそうそう！こういう話を聴きたかった！」という内容が満載で、
どんどん読み進めてしまいました。
今まで、こんな占い本は、世の中になかったよなぁ。
なんでなかったんのだろう？と思いを巡らせた時、
「お客さんや自分自身のことだけでなく、
占い業界全体のことを考えている占い師さんが少ないからだ」と気がついたのです。

そうなのです。かげした真由子さんは、占い業界全体を見渡せる視座を持つ、数少ない占い師さんなのです。
真由子さんが、「現役占い師100人にききましたアンケート」を開始された時、私もすぐに協力させて頂きました。
素晴らしい取り組みだと思ったから。
業界全体のことを考える際、自分の主観や思い込みではなく、
現場の生の声を聴くことがいかに大切かを真由子さんはご存知で、すぐに行動されたのですね。
占い師さんのアンケート結果が知りたくて、私はこの本を楽しみに待っていました。

「占い好きが幸せになれない理由」は、占い師にとっては、占い師としての在り方が問われ、背筋が伸びる本。
占われる側にとっては、占いの効果を最大限に活かす方法を知ることが出来る本です。

・今まで、占いに行っても、人生何も変わらなかった。。。
・占いは気休め程度のもの。
・占いにハマりすぎてヤバイ！
・占いは、良いことしか信じない。
という方には、是非、読んで頂きたい１冊です。

多くの占い師さん、占い好きの方、占い嫌いの方、そして「占いなど信じない」という方へ、届きますように。
今は占い師を引退し、占いとは直接関わりのない私ですが、だからこそ、
現役占い師であり、占い業界全体のことを考えながらお仕事をされるかげした真由子さんを
心から尊敬し、応援しています。

「占い好きが幸せになれない理由」ってタイトルを見た瞬間、「え！大丈夫？」と思ってしまいました。だって、まゆちんは占い師だし、仕事は占いをすることで、お客さんは占いを必要とする人、または占いが好きな人ですよね。

もちろん、まゆちんだって、好きで占い師をやっているはず。なのに、「占い好き」は「幸せになれない」などと言ってしまって大丈夫なのだろうかと、正直、心配になるものです。

そんな気持ちで恐る恐るページをめくっていったのですが、なるほど、なるほど、この本は正真正銘、占い愛にあふれ、一人でも多くの人が「占い」を上手に活用することで、幸せになって欲しいと真正面から向き合った一冊だったのです。

占いと言うと、とかく決まった未来を教えてもらう的な受動的なイメージを持ちがちですが、どうなんでしょう。不安なことを言われたら、それを打ち消すためにまた占ってもらい、良いことを言われても、それが確かであることを認めたくてまた占いに走る。それじゃあ、いつまでたっても占い師に頼りっぱなしで幸せにはなれないでしょ。

ところが、まゆちんのリアル占いに接していると、「自分で未来を決める」ことを重視されていて、どこまでも自立志向なんです。未来を決める占いって、一般的なイメージとは違うように思うかもしれないけど、それがまさに「占われ上手」として幸せになるあり方！

この本は多くの占いジプシーを救い、同時に占いを仕事としている人に対しても、お客さんを真に幸せに導くための大切なあり方を示しています。なので、占い好きな人も、そしてプロ占い師さんも、座右の書として持っておいた方がいい一冊です。

ちなみに私がまゆちんと初めて出会ったのは、5年ほど前、心理療法の講座受講生としてでしたが、今ではなぜか一緒に音楽活動をするようになっています。また、同じセミナー講師としてコラボすることも多く、頼りになる仲間って感じです。

正直言うと、私自身は占いにうさん臭さを感じる時期もあったのですが、まゆちんと活動をするようになってから、占いは実生活でめちゃめちゃ使えるツールだってことをリアルに実体験するようになりました。
なので、まゆちんのおかげで、今ではすっかり占い好きになってしまいました。そして間違いなく幸せになっています！(笑)

占いをきっかけに人生が劇的に変わったり、占いから気付きを得て幸せになる人がたくさんいる一方で、占いから恩恵を受け取るどころか、占いで不安になったり、望まぬ現状に留まってしまう人が多いのはなぜか？

その理由について、本書の冒頭で著書のかげした真由子さんは、「占いや占いの活用法について正しい向き合い方を知っているか知らないかの違いによるものである」と説明しています。

私はこの箇所を読んで、「占いも心理セラピーも全く一緒だなあ～」と妙に納得しました。

うまく行かない人というのは、評判を聞きつけてあれこれ試してはみるものの、「やってみたけど、これもダメ」「やっぱり、あれもダメ」と、うまく行かない本当の原因が自分自身のマインドセット（心の態度や在り方）にあるとは気づくことなく、うまく行かない原因を全てセラピー（占い）やセラピスト（占い師）のせいにしては次々と新しいセラピー（占い）や新しいセラピスト（占い師）探しの旅を続けています。

どんなに優れた占いの手法や占い師であったとしても、占いを受ける側のマインドセットが間違っていると、良い結果を得ることはできません。

一方、優れた占いの手法や占い師と、占いを受ける側の正しいマインドセットが組み合わさったとき、それは魔法のような成果を生み出します。

優れた占い（師）　ｘ　受ける側の正しいマインドセット　＝　魔法のような成果

本書では、占いと上手に付き合うことで自分の願いを叶えて幸せになるために必要なエッセンスが平易な言葉でわかりやすく説明されています。

「今まで占いで満足のいく結果が得られていない人」「これから占いを受けてみようかと検討中の人」「自分のクライアントに幸せになって欲しい占い師の人」といった方に本書を強くお勧めいたします。

この本で、かげした真由子先生は、 『占い』について、とても沢山の重要な提言と導きをしています。
占いは、依頼者からすると“当たった”瞬間、 また、占い師からすると“当てた”瞬間、 ゾゾっとするほど、ワクワクドキドキする気分になるかも知れません… が、占いはギャンブルのように、 “当てる“ことが本当の目的ではなく。 また、“占いで人生を決めるのではない”はずなのに、 気付かず“占いに答えを求めて”しまう人も多く、 これまた、気付かず“依存症”にはまってしまいやすいのも、占いの性質。
占い師は何のために？誰のために？いるのか…。
その人その人にとって、人生に有効な「占い師のつかいかた」を、 まゆちん先生が、この上ないほど、分かりやすく丁寧におしえてくれていて、 まゆちん先生の優しさ、占い師としてのスタンスも、じっくり伝わって来て、 改めて、占いに行きたくなる本でもあり。 占い師に依頼する人々、 そして、占いというものに全く関わったことのない人々にも、 全ての人々に推薦したい本です！

そして「占いという本質」とキチンと向き合う為
そして「自分自身の本来の人生、私の幸せ」という
意味を改めて再確認出来る！
そんなことに非常に有意義な本だと実感しました。

そう！占いが好きだったり関わっている方は
全員が読んだら占いという世界観が本当に理解されて
更に幸せに成れる方が増えるだろうにな～
苦しむ方が減るだろうにな～と思いました。

それはわたくし小池自身もタロットを活用させて頂いているからこそ
素直に感じた事でもありました。

著者の「かげした真由子」さんとは同じ心理学のスキルを学んだ仲でもあります。
故に、この本が本当に伝えようとしていることを心理学の視点も
交えて読まさせて頂きました。

「人は自らの力で幸せを創り出すことが出来る」
「人は自らの選択・行動で自分を幸せに導く力が既にある」

それを「占い」というスキル（ツール）をキチンと知ることで
更に有効的に活用することが出来る。
【気づきの力】で未来は変えられますよ！
改めて強く感じました。

【人は幸せに成るために産まれてきた】
これは私も自身のセミナーなどで話させて頂いていることですが
常に一点の曇りも無く、そう信じています。
この本にはそれに繋がる沢山のヒントが散りばめられている！
と感じました。
心から。
さあ、あなたを幸せへと導くことが出来るのは、あなただけなのです！
是非！この本から沢山の気付きを得られる方が一人でも多くいらっしゃれば
嬉しいと思っています。
言葉足らずでは有りますが、心からお勧めさせて頂きます。